ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館は、太平洋戦争中の沖縄戦における悲劇を今に伝え、平和を祈願する沖縄を代表する歴史的な場所です。戦争末期に沖縄戦に動員され、医療や看護の任務にあたるなかで多くが命を落としたひめゆり学徒隊と呼ばれる女子学生たちを追悼するための慰霊碑「ひめゆりの塔」は、平和の重要性を訴えるシンボルとなっています。
隣接する「ひめゆり平和祈念資料館」は、ひめゆり学徒隊の歴史や沖縄戦の悲惨さを後世に伝えるために作られた展示施設で、学徒たちの写真や日記、手紙などの遺品が展示されています。戦争の恐ろしさを知り、平和への誓いを新たにするための場として国内外から多くの人々が訪れています。